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学校は「お金のために働く方法」を学ぶだけ
貧乏父さんはこう言った、
「お前は一生懸命勉強して、いい成績をとって、大会社で安定した仕事を見つけられるようにしてほしい。
給料以外に福利厚生の充実した会社を選ぶのも忘れないように」
一方、金持ち父さんはこう言った、
「お金がどのようにして働くかを学び、お金を自分のために働かせることが出来るようになれ」
学校に通い素晴らし教育を受け、いい成績をとり、いい会社に入った。
それでもなぜお金に困るのかというと、
ズバリ、
学校でお金について習ってこなかったからだ。
更に、一番厄介なことがお金のために働くことが正しいと信じていることだ。
まさに学校はお金のために働くことを学ぶところと言っていい。
ほとんどの人は、
お金が無くなったらどうしようという恐怖の中で、
会社員として働き続けることを覚えていく。
月末に請求書の支払いが出来ないんじゃないか、
首になるんじゃないか、
お金が足りなくなるんじゃないか、
やり直したら失敗するんじゃないか、
と思って怖いんだ。
この恐怖は、一生懸命勉強して会社に入り、
お金のために働くという道を選んだ場合に支払わなければならない代償のようなものだ。
そして、たいていの人はお金の奴隷になってしまうのだ。
