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会社を作って節税する
お金持ちになるための一つの戦略として会社を所有し、
自分の資産をすっぽりおおってしまうことを金持ち父さんは勧めている。
会社を持つ利点は大きく2つだ。
1．有利な税金対策
従業員で働いている人たちと、会社をもっている人たちでは税金を払うタイミングが違うのである。
具体的には、
■従業員で働いている人たち
①稼ぐ
②税金を払う
③お金を使う
■会社をもっている人たち
①稼ぐ
②お金を使う
③税金を払う
会社に雇われている従業員は、稼いだ収入から税金をひかれ、
残ったお金で生活をやりくりする。
一方、会社は収入を得たら、そこから経費を差し引き、
残ったお金に税金が課せられる。
これがお金持ちが利用する最大の合法的な税法の抜け道の一つだ。
会社を作るとこんなに得をする。
例えば、休暇旅行のついでに、ハワイで役員会議をすれば経費で落とせるし、
会社の車の購入代金、保険、接待や打ち合わせを兼ねた食事等、を経費に出来る。
他にも経費として落とせる項目はたくさんあるが、
どれも合法的に税金を支払う前の収入から落とすことが出来るのだ。
２．訴訟から自分を守る
お金持ちは、債権者から資産を守るために会社や信託というった仕組みを利用して財産の大部分を上手く隠している。
だから、たとえ金持ちを相手に訴訟を起こしても、彼らは合法的な保護によって何重にも守られているのである。
会社を持つことで得られる「利益」と「保護」があるのだ。
