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５つの障害を乗り越える「その２．臆病風」
多くの人々は、根も葉もない噂に影響され、
悪い方にばかり考えて臆病になる傾向がある。
何もしないまま、「もし・・・・になったらどうしよう？」
と果てしなく考えるのだ。
もし・・・・
答えのない問いは果てし無く続く。
何か新しいことにチャレンジしようとしたら、
よく頼みもしないのにこちらの欠点や弱点を指摘してくる友達や家族がいる。
そういう人たちの意見を聞き続けると、前に進めなくなる。
今までと同じ道を歩み、せっかくのチャンスをみすみす逃してしまう。
胸にしこりを抱えながら、何もできずに座ったまま
人生が過ぎて行くのを眺めていることになるのだ。
「そうした指摘をしている人たちはその分野の専門家なのか？」
その指摘をしている理由を聞いてみると、
友達から聞いたとか、雑誌で読んだとか、インターネットで見たとか、
という返事が返ってくる。
つまり、自分ではやってみたことがないくせに、
やっている人に向かって「そんなことをするべきではない」
と言うわけだ。
金持ち父さんはこのように言っていた、
「臆病な人間は決して勝者にはなれない」
「根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。
臆病の人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする」
批判が人の目を見えなくする一方、
分析は人の目を開いてくれる。
分析する勝者には、批判ばかりをしている人間に見えないものが見え、
ほとんどの人が見逃してしまうチャンスをが見に入る。
人が見逃してしまうものを見つけること、
それこそがどんなことにおいても成功の秘訣だ。
